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2026.08.22 公開#痛くない撃ち合い

痛くない撃ち合いを探している人へ。5つの選択肢を比較した

この記事の要点

  • 痛みを避けたい人の選択肢は主に5つ。低威力エアガン、ナーフ(スポンジ弾)、水鉄砲、赤外線、VRである。
  • 完全に痛みがないのは赤外線とVRの2つ。他は「弱い」であって「ない」ではない。
  • 屋内で一年中できるのは赤外線とVR。水鉄砲は夏限定、ナーフは弾の回収作業が必要になる。
  • 当たった判定を機械が自動で行うのは赤外線とVRのみ。自己申告が不要なので、勝敗をめぐる揉め事が起きにくい。
  • 赤外線にも弱点はある。常設施設が少なく、命中の物理的な手応えがない。

「痛いのは無理、でも撃ち合いはやってみたい」

この2つは両立します。弾を飛ばさない方式や、当たっても痛くない素材を使う方式が、すでにいくつも実用化されているからです。

私たちは赤外線を使った撃ち合い「#ピカタグ」を運営しています。当然そちらに寄った見方にはなりますが、この記事ではできるだけ公平に、5つの選択肢をそれぞれの得意・不得意ごと並べます。自社の弱点も書きます。

なお、そもそもBB弾の痛みがどの程度なのかについてはサバゲーは実際どれくらい痛いのか、数字で整理したで法令の数値から整理しています。

5つの選択肢

痛みを避ける方法は、大きく2つに分かれます。弾を軽くする(低威力エアガン・ナーフ・水鉄砲)か、そもそも弾を飛ばさない(赤外線・VR)か。順に見ていきます。

1. 低威力エアガンを使う

BB弾は出ますが、威力を大きく下げたものを使う方式です。18歳未満向けのエアガンは0.135ジュール以下と定められており(STGA)、これは法定上限0.989ジュールの約7分の1にあたります。

BravePoint台場店は、この威力について「0距離で素肌に撃たれても大人のデコピンくらい」と説明しています。

痛みは大きく減りますが、ゼロではありません。ゴーグルは引き続き必須です。BB弾そのものは飛ぶので、目の保護の必要性は変わりません。

2. ナーフ(スポンジ弾)

先端がやわらかいスポンジの弾を撃ち合う方式です。市販の玩具として広く流通していて、機材のハードルがいちばん低い選択肢です。

当たってもほとんど痛みはありません。一方で、撃った弾が会場に散らばるため、試合ごとに拾い集める作業が発生します。参加人数が増えるほど、この回収時間が運営の負担になります。屋内でできるのは利点です。

3. 水鉄砲(ウォーターサバゲー)

水を当て合う方式です。当たっても痛くなく、暑い時期の企画としては圧倒的に強い選択肢です。夏祭りや地域イベントで定着してきました。

制約は季節と場所です。濡れるので着替えが必要になり、実施できる時期が事実上6月から9月に限られます。会場も、濡れてよい場所を選ぶ必要があります。

4. 赤外線(レーザータグ)

赤外線を発射するブラスターで、相手の受光部に光を当てる方式です。テレビのリモコンと同じ赤外線を飛ばしているだけなので、物理的に何も飛びません。

痛みは原理的にありません。防具も不要で、屋内でも屋外でもでき、季節を選びません。当たった判定は機械が行うため、自己申告が不要です。

弱点もあります。専用の機材が必要なので、思い立ってすぐ自分たちだけで始められる遊びではありません。常設の施設も全国的にまだ少なく、多くはイベント出店型です。そして、弾が当たる物理的な手応えはありません。「当たった感触」自体を楽しみたい人には物足りない可能性があります。

5. VR

ヘッドセットを装着して仮想空間で撃ち合う方式です。痛みはなく、天候にも左右されません。

一方で、身体を大きく動かす遊びにはなりにくく、機材の都合上、同時に参加できる人数も限られます。参加者の年齢によっては、ヘッドセットの装着そのものが負担になることもあります。

一覧で比べる

観点 低威力エアガン ナーフ 水鉄砲 赤外線 VR
痛み 弱いがある ほぼない ない ない ない
ゴーグル 必須 推奨 推奨 不要
屋内 施設による できる 難しい できる できる
季節 通年 通年 夏のみ 通年 通年
当たり判定 自己申告 自己申告 見た目で判定 機械が自動 機械が自動
試合後の片付け 弾の回収 弾の回収 着替え ほぼ不要 ほぼ不要
手軽さ 施設が必要 買えばできる 買えばできる 機材が必要 機材が必要

見落とされがちな違い:「当たったのに認めない」問題

自己申告制の競技では、当たったかどうかを本人が申告します。ここは、勝ちたい気持ちが強いほど揉めやすい部分です。子ども同士だと「今の当たってた」「当たってない」の言い合いになり、大人が仲裁に入ることになります。

赤外線は、光が受光部に届いた瞬間に機械が反応します。誰かが判定する必要がないので、この揉め事が構造的に起きません。痛みの有無ばかりが注目されますが、実際に運営していて効いていると感じるのはこちらです。

もうひとつの軸:その日で終わるか、続きがあるか

比較記事ではあまり触れられませんが、選択肢によって「一度きりの体験」で終わるか、「次がある」かが変わります。

機械が判定するということは、記録が残せるということでもあります。#ピカタグでは試合の結果が個人の戦績として蓄積され、参加を重ねるとランクや実績が動きます。次に参加する理由が、その日の楽しさとは別に残る仕組みです。

これは赤外線方式だから必ずそうなるという話ではなく、記録を残す設計にしているかどうかの違いです。ただ、自己申告制の競技で同じことをやろうとすると、判定の正確さの担保から考える必要が出てきます。

実際どうだったか

私たちが2026年7月に開催した体験会には20名が参加しました。アンケートに回答した13名(いずれも20歳以上)の全員が、「怖い・痛い・物騒といった印象はなかった」と答えています。

盛り上がった瞬間として挙がったのは、撃ち合いそのものより「戦術がハマった時」「作戦会議」でした。痛みへの警戒が要らないぶん、考えることに集中できるという面はありそうです。

体格や運動神経の差が出にくいので、大人と小学生が同じ試合で対等に撃ち合う場面も普通に起きます。この構造については親子が「対等に」本気で勝負できる遊びは、意外と少ないに詳しく書いています。

選び方のまとめ

  • とにかく手軽に始めたい → ナーフ
  • 夏のイベントで大人数を盛り上げたい → 水鉄砲
  • 装備や銃そのものが好き → 低威力エアガン
  • 痛みゼロで、判定で揉めず、季節を選ばず遊びたい → 赤外線
  • 屋内で少人数、天候に一切左右されたくない → VR

痛みが理由で撃ち合いを諦めていたなら、選択肢は思っているより多いはずです。#ピカタグの遊び方は体験レポートで紹介しています。開催情報は記事下のLINEからご確認いただけます。

※ 各方式の特徴は2026年8月時点の一般的な運用に基づく整理です。施設や主催者によって条件は異なります。

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